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コインチェックが対応できなかったマルチシグとは?

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皆さんこんにちは。

いやはやコインチェックの大騒動がようやく落ち着きましたね。

580億円の損失を現預金で返納とは恐れ入ります。。。投資銀行マンから見てこれはマジキチと言わざるをえません。

有名どころでいくと、パズドラの「ガンホー」とかは全盛期の2015年に600億円ぐらいのネットキャッシュ企業でしたね・・・これまた凄い。

コインチェック事件ついては、私もサイバーエージェントが運営するアベマで記者会見のLIVE中継を見ていました。
実はコインチェックのウォレットに200万円ほど置き去りにしてしまっていたので、気が気じゃなかったですね。


コインチェック代表取締役:和田氏の会見時の画像

そんな中で、一貫してセキュリティには万全を期していたとしていたコインチェック大塚取締役に対して、朝日新聞社の記者が以下のような質問をしていて驚きました。

「NEMの保管がマルチシグ対応していなかったということは、セキュリティに問題があったということにはならないのですか?」

ハイパー低レベルな質問が繰り返される中で、この質問はツイッターでも話題になりました。

マルチシグってなんですか!?という人も多いと思うので、簡単に説明したいと思います。

マルチシグの語源

マルチシグの語源は「Multi Signature」つまり「複数署名」この時点でイメージが湧く方も多いかと思います。

普通皆さんはパスワードで鍵をかける際は、自分で決めたパスワードを自分で記憶して利用しますよね。
これをマルチシグと対比して「シングルシグ」と言います。


一方で、「マルチシグ」の場合は、自分だけでなく他のアカウントも含めた複数の鍵が存在することで成立します。

イメージは以下の通りです。鍵が2つ、鍵が3つありますね。これを「2-of-3」といいます。

この方式では、2つの鍵穴に対して3つの鍵が用意されており、このロックを解除するには必ず3つの内、2つの鍵が必要となります。

なので仮にあなたの保持している鍵が流出しても、中に入っているコインは盗まれずに済む訳です。

今回のコインチェックのNEM盗難事件で明らかになった通り、コインチェックはオンラインでNEMを管理しており、このマルチシグを適用していなかったということになります。

マルチシグの凄いところ

これだけ聞くと、なんか簡単そうだと思いますが、技術的な障壁は大きいようです。

また、マルチシグが凄いところは、盗難に備えるだけでなく、ハッカーを撃退することも可能である点です。

マルチシグを採用している鍵が1つ盗まれてしまったとしましょう。
取り合えずマルチシグを採用しているので、中身を盗まれることはありません。

しかし、このままではいつ次の鍵が盗まれてしまうか分かりません。

そこでマルチシグの凄いところが発動!!!!

元の正規の鍵保持者が2人で協力すれば、犯人を撃退することが出来るのです。
例えば取引所が鍵を1つ、あなたが鍵を2つもった場合にあなたの鍵が1つ盗まれたとしましょう。

その場合であれば、取引所とあなたの鍵を使えば、ハッカーを撃退し、新たなパスを発行することで犯人を撃退できるわけです。

まとめ

・コインチェックの管理はずさんであったことは明白
・マルチシグに対応していれば犯人撃退すら可能であった
・マルチシグは技術的難易度が高いものもある

この点では業界最大手のビットフライヤーが一番安心ですね。
セキュリティ面では非常に信頼性が高く、経営陣もゴールドマン出身の凄腕がそろっています。

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いずれにしてもコインチェックはしばらくまともに運営されないでしょうから、これを機会にサクッと口座開設しておいたほうがいいですね!!!

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